投資・資産運用【これから投資を始める方向け】

貯蓄型金融商品

① 預貯金 円預金 / 外貨預金(円のインフレリスク対策になる

② 保険 (学資保険、個人年金保険、終身保険、養老保険など

③ 債券  

・国内債券

国が発行する個人向け国債(購入価格1万円~、固定金利 3年・5年/ 変動金利 10年)や新窓販(しんまどはん)国債(購入価格5万円~、固定金利 2年・5年・10年)

公債(公的機関)⇒ 個人向け国債や地方債、政府関係機関債(基本的には元本割れしない)

公債より利回りが良い社債(民間企業)、金融債(金融機関が発行する債券(元本割れリスクあり)

・外国債券(先進国 / 新興国

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中期国債ファンド 中期利付国債を中心に、コール、手形市場などで運用する投資信託の一種。株式は一切組み入れない公社債投信。1円から購入可能、満期もなくいつでも自由に購入換金ができ流動性が高い。短期的に少しでも高い金利で運用したい人向け。購入時の手数料は無料。ただし30日未満で解約するときは、「信託財産留保額」として1万口(1万円)につき10円差し引かれる。30日を過ぎれば解約しても手数料などはかからない。

コール; 銀行等の金融機関同士で短期の資金の貸借が行われるマーケット

MRF(Money Reserve Fund) 安全性の高い短期公社債などで運用される投資信託。運用資産に株式は含まれない。証券口座開設の際にMRFの申し込みをしておくと、証券口座へ入金したお金や株などを売却したお金は自動的にMRFで運用される。MRF以外の有価証券を購入する場合はMRFが売却されて、購入代金に充てられる。1円以上1円単位で購入でき、購入後すぐに換金することも可能。MRFは30日以内の解約でもペナルティ(信託財産留保額)がかからず、より流動性に優れる。

投資型金融商品

④ 投資信託  債券型投資信託 / 株式型投資信託 / 外貨建て投資信託

投信にかかる主なコスト: 販売手数料、信託報酬、信託財産留保額(解約にかかる手間などにかかる手数料)

「分配金あり」より「分配金なし」の再投資型のほうがより大きな複利効果を得ることができる。複利で雪だるま式に増やす。

積立型のよいところは、購入のタイミングが複数回にわたるので景気・価格・為替変動等の影響を受けにくくなる(ドルコスト平均法)ただし、購入時にかかる手数料には注意が必要。

インデックス型 株価指数などの指標に連動した値動き

 ハイリスクハイリターンの上昇局面に強いブル型(ベンチマークの2倍の値動き)、下落局面に強いベア型(ベンチマーク下落時に2倍の幅で上昇)⇒ 長期投資には不向き、先物取引やオプション取引などを利用して、積極的に値上がり益を追求。

アクティブ型 指標以上のリターンを狙う(ファンドマネジャーの力量(投資先の分析、選択、入れ替え等が必要なので信託報酬がインデックス型より高い

バランス型(株、債券、不動産など複数の分野に投資する

ETF(上場投資信託) 最低購入金額は投資信託より高いが、株のように指値や成行で売買することができ、信託報酬などが安いものもある

REIT(Real Estate Investment Trust)不動産に特化した投資信託 国内REIT(J-REIT)/海外REIT

テーマ型 IT関連、バイオ関連、エコ関連など、特定の業種にターゲットを絞ったもの

投信の組み入れ資産(中身)さまざま!

⑤ 株式 国内株式 / 海外株式(⇒ 円高のときに購入し円安のときに売却する

ミニ株(1株から購入可能)、単元未満株(最低単元株数の10分の1の単位から購入可能)、グロース株(成長株)、バリュー株(割安株)

⑥ FX 外貨の売買取引、円安でも円高でも利益獲得の機会がある。為替差益に加え「スワップポイント」においても利益を得られる。これは外貨預金でいう金利のようなもの。低金利の通貨を売り高金利の通貨を買うことで、その金利差にあたるスワップポイントを受け取ることができる。反対に高金利の通貨を売って低金利の通貨を買った場合は、逆にスワップポイントを支払うことになる。

⑦ 仮想通貨 

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相対的なリスクを減らすなら、値動きが相反するものへ同時に投資する ↑↓

◇ 株式、不動産 ⇔ 債券

◇ 円高に強い「輸入株」(電力、ガス、石油 ⇔ 円安に強い「輸出株」(自動車、電気機器、精密機器

◇ 値動きが安定「大型株」 ⇔  値動きが大きい「小型株」

◇ 好景気に強い「景気敏感株」(紙、パルプ、化学 ⇔ 景気低迷時に強い「ディフェンシブ株」(電力、ガス、石油

など。

◎ 自分に合ったポートフォリオを!

上記4冊の本は、私が住む町の図書館の分館から借りてきて読みました。いずれも発行日が5~6年前のものなので、NISAの情報は古い。そしてこの4冊は相互に内容が似通ったところがあるので、すべて読み終えることを少し煩わしく感じました。繰り返しの箇所は読み飛ばしたくなる。実際走り読みしたところもあります。4冊の中では個人的には「はじめての資産運用」が一番良かった。いずれも中古品は安価で購入出来るので興味があれば読んでみてください。本文と図解の構成なので読みやすい。もし4冊読めば重複する内容も多いので、繰り返しで頭に残りやすいとは思います。(いずれの本も仮想通貨については書かれていないです。)

言うまでもなく本屋に行けば新しい良書がたくさんありますね。私は八重洲のブックセンターによく行きますが、本の購入を検討するにあたって机に座って試し読みができる場所があるのはいいですよね。

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